スカイの小説家になりたくて!

Born from a passion for the transformative power of clothing and the stories woven into the fabric of every garment, this is more than just a blog—it is a style odyssey.

嫌いな上司と真実は残酷

嫌いな上司                            本当なら上司を一発ぶん殴ってやりたい。            しかし、それはできない。                            なぜなら俺は、関係がないからだ。      

時間が刻々と過ぎていく。                               一方的と言わんばかりに理不尽に怒られ続けられる後輩。             入社してすぐに上司の側近となった後輩はまだ社会経験も浅く右も左もわからない。                                      新米であり気弱なそうな性格をしている。                       きっと上司はこの気弱なそうな性格を後輩を利用して自分の手柄を横取りにしたり自分の面倒な仕事を押し付けたりしているのだ。                        俺は以前、後輩に「時にはノーと言えるようにならないと自分が苦しくなるよ」とアドバイスしたことはあるが後輩は「はい!」と元気に返事しただけだった。                                   後輩は気弱なだけでなくとても優しい性格のようだがそれに利用している上司はまったくもって腹ただしいものだ。                   上司は以前にも他の後輩に酷い扱いをしていてその後輩は三ヶ月ほどでやめてしまった。                                 俺が働いている部署は今の上司ではない頃はとても定石が良かったのだが今の上司になってから悪くなってきている。                           突然、上司が怒鳴るような声がした。「お前のせいでな。定石が悪くなっているんだぞ!そのせいで私が上から怒られているんだと思っているんだ!」部署中に響き渡るように怒鳴った。                      

部署にいる皆がビクッと反応した。                              上司は「もういい!」と言って部署からでていった、たぶん一服しにいったんだろう。                                   俺は上司が部署を怒りながらでていくのを見計らい後輩に近づいて何があったのか聞いてみた。                  後輩は声を震わせながらいった「部長に言われたように書類を作成したんですけどその書類を先方に見せたらしく記入洩れがあったらしいんですがその記入洩れの内容が部長から聞いてなかった内容で僕ははっきりと聞いてませんというと部長は怒りはじめて、『俺はたしかに言ったぞ!言われたことができていないどころか人のせいにするな!』いわれたんです。」俺は、書類にみた。                      先方はうちの大事な取引先で基本、俺か俺と同期の山下がやっていた仕事だった。                  山下は部署移動で本社に今、いるんだが結構、活躍しているらしい。                        俺は、なんで俺と後輩でやらせなかったんだろう?なんで部長は後輩と二人でやったんだ?と疑問におもい憤りを感じた。                         後輩と二人で書類をみていると一服から戻ってきた部長が戻ってきた。                            

部長は「高田!お前、こいつと何やってんだ。さっさと仕事しろ!」といってきたが俺は、言い返してやろうとおもい部長にいった「部長!なんでこの仕事を俺と後藤(後輩)とやらせてくれなかったんですか?それでもよかったはずです。」ときっぱりといってやった。                  だが部長は「こういう大事な仕事は私がやるんだ!私が教えた方が人が育つ。それに君にだって仕事があるだろ!グダグダといってないでさっさと仕事をしたまえ」と平然と横柄な態度でいいやがった。      

そんな部長を睨むと。                    太くて渋い声で「大場君!」と聞こえた。            聞こえた方へふりかえってみると真後ろに代表がいる!         部長は横柄な態度から一変して裏声になりながらも「はいっ!」といった、代表は「先方から直接、電話があったんだがいったいどうなっているんだ!先方は大変、お怒りだぞ!以前、担当していた高田君にしてくれた書類はよくできていたのに今回は適当な書類じゃないかと怒られてしまったよ!それに大場君、君にパワハラを受けたということで弁護士から連絡がきたんだがどういうことだ!」とビシッと代表がいうと部長はモジモジとしながら”それは、、その、、なんといいいますか、、、”とはっきりとしない様子。               

代表は”はぁ~”とため息をして俺の方を向いて「君が高田君かな?申し訳ないが先方にだす種類をすぐに作成してもらえるかなできしだい、私といるのは気まづいと思うが一緒に謝罪をかねて書類の提出に付き合えてもらえると助かるんだが」と言われ即、「はいっ!」と返事した。             

俺はすぐに書類を作り、洩れもないように確認して社長と一緒に取引先に向かい無事に解決することができた。         以前と同じように俺に任せてもらえるようになり後輩とともに取引先の仕事をすることになった。                  部長はというと本社へ移動となり今までのパワハラ行為や部下の仕事を強引にとるという行為があったために解雇となったそうだ。                               

部長の席は本社から戻ってきた山下が部長となった。    

  

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真実は残酷

無罪であればまた一からやり直せる。

有罪だったら間違いなく死刑だろう。                   

実はこういうことだ。                   仕事から帰ってきて家の電気をつけると妻が死んでいた。                   私は戸惑い妻に刺したであろう包丁に触れてしまったのだ。     それから警察と救急車を呼んだ。                     一度、警察に事情聴取をするために警察署にいったが警察は私のことを犯人だと疑っているようだった。       私と妻の自宅を調べていたが外部からの反抗は考えにくいと結論つけてしまい私は逮捕されてしまった。         そして弁護士をよんでもらい包み隠さずにすべて話した。     一応、妻の個人情報を調べてもらうことにした。         数日後、今に至る。

弁護士と検察側の答弁のやりとりを聞いているとハラハラしてしまい検察側がたまにこちらを睨んでくる!         私が悔しくてこの法廷で私は大きな声で”やっていない”と言いながら、のたうち回りたくてたまらない。           弁護士も頑張って反論してはくれているが状況と私が誤って触れてしまった包丁が私を犯人になる状況による証拠である以上これらの証拠を否定しなければならないがその証拠がないのである。

とうとう判決の時がきた。心臓がバクバクとなり周りに聞こえるんじゃないかと思うほどだった。               審判が”判決を言いわたします”というと急に弁護士が手をピンと挙げたのだ。                           一旦、弁護士側が裁判の中断を求めた。その理由が妻が自殺をした可能性があるということだった。

                   

数日たち裁判がまた開かれた。                       そして私は無罪を勝ち取ったのだ。                    真実は”妻が多くの借金をしながらも浮気をしていたためバレるのを防ぐために自殺をした”このことを聞かされた時は私は酷く驚きとても煮えたぎるような思いだった。                     その後は弁護士さんの尽力で借金は妻の両親が払うことになり妻と浮気してた男は会社をクビになったと聞かされた。   

                                                                           

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